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【決算レポート】日本ファルコム、22年9月期は増収増益も製品売上は上場以来の最低水準 イース最新作とSwitch向け強化でテコ入れへ | gamebiz

日本ファルコム<3723>の2022年9月期(21年10月~22年9月)の決算は、売上高25億3300万円(前の期比2.3%増)、営業利益14億6000万円(同3.6%増)、経常利益15億7300万円(同10.9%増)、最終利益10億2700万円(同2.7%増)と増収増益で着地した。売上高と営業利益は過去2番目、経常利益と最終利益は過去最高だった。

・売上高:25億3300万円(同2.3%増)
・営業利益:14億6000万円(同3.6%増)
・経常利益:15億7300万円(同10.9%増)
・最終利益:10億2700万円(同2.7%増)

 

製品部門の売上が低下し、上場以来の最低水準となった一方で、ライセンス部門の売上が伸びた。ライセンス部門では、同社作品のライセンス許諾を行っているが、売上に占める比率は年々上昇しており、同社売上の74.7%まで上昇した。

ライセンス売上の拡大は、新作タイトルをコンスタントにリリースしているからこそ可能になっているものだが、製品部門の強化を進めているようだ。Nintendo Switch向けの拡充で、この期は1タイトル、次期は3タイトルを予定している。

 
■製品部門
売上高は同4.1%減の6億4000万円だった。新作として「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-(クリムゾン・シン)」をプレイステーション4・5向けに発売したほか、Nintendo Switch自社参入タイトル第一弾「那由多の軌跡 アド・アストラ」を発売した。また、「英雄伝説 黎の軌跡」や「英雄伝説 閃の軌跡」シリーズなど旧タイトルも引き続き販売した。

 
■ライセンス部門
売上高は同4.6%増の18億9300万円と過去最高の売上となった。同社タイトルの海外言語版や、SwitchやSteamなどのプラットフォーム展開のライセンス許諾を行った。また、モバイルゲームでは、「イース6 Online~ナピシュテムの匣(はこ)~」やオンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」も展開した。

 
■2023年9月期の業績見通し
2023年9月期の業績は、売上高25億5000万円(前期比0.6%増)、営業利益13億5000万円(同7.5%減)、経常利益13億5000万円(同14.1%減)、最終利益9億2000万円(同10.4%減)、EPS89.49円を見込む。ちなみに同社は、例年、堅めの業績予想を出す傾向にある。

・売上高:25億5000万円(同0.6%増)
・営業利益:13億5000万円(同7.5%減)
・経常利益:13億5000万円(同14.1%減)
・最終利益:9億2000万円(同10.4%減)
・EPS:89.49円

同社では、「イース」シリーズ最新作をPlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch向けに発売するほか、Nintendo Switch向けに3タイトルの自社販売も行う予定。さらにTVアニメーション「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」も放送する。

このほか、これまでの自社タイトルの海外言語版や他のプラットフォームでの展開、スマートフォンゲームへの同社IPコンテンツの積極活用を行っていく考え。

なお、新作タイトルなどの発売月に売上高が集中する傾向にあるが、この期の業績についても下半期に偏重となる見通し。

 

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