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日本女子vsアイスランド女子 試合前日の池田太監督会見要旨 | ゲキサカ

 オランダ遠征中の日本女子代表(なでしこジャパン)は25日、国際親善試合でアイスランド女子代表と対戦する。池田太監督が24日、オンラインで前日会見を行った。

以下、試合前日の池田太監督会見要旨

——昨日、今日と岩渕選手が練習に合流していない。次のオランダ戦に間に合えばという考えだと思うが、この2試合の選手の起用法についてどう考えているか。

「岩渕選手に限らず、チームを指導していて、選手のコンディションをそれぞれ個別で対応している中で、別メニューだったり、練習の途中で負荷コントロールなどをしている段階なので、それぞれで対応しているところ。起用法というか、日本でWEリーグを戦ってきた選手、海外組も連戦してきている選手もいるので、私のチームとしてのトライも含めて、選手のコンディションの状態も含めて考えている。結果的に満遍なくになるかもしれないし、ある程度同じ選手がというパターンもある。いずれにせよ選手の状態とトレーニングの中の組み合わせも含めて、いろんなことを試すことができればと思っている」

——チームキャプテンはすでに決めているか

「合流して昨日今日とトレーニングして間もないので、その中でどんなプレーをするのかや、一人一人の選手の雰囲気、チームの雰囲気の中で考えている最中。選手にも伝えてないし、まさに明日試合なので、チームのキャプテン、ゲームのキャプテン含めて、これから決めて伝えていく」

——熊谷選手が所属クラブでボランチもプレーしているが、代表チームでの起用法はどのように考えているか。

「彼女はセンターバックでプレーしたり、ボランチもできる選手なので、他の選手との組み合わせを含めてポジションを考えていかないといけない。ただ、どちらにせよ守備的なところの中心になるのは間違いない。経験もあるし、そういったところはこれから見つめていければという段階」

——A代表の監督として初陣を迎える気持ちは。

「私自身も非常に楽しみだし、先月のキャンプで新しいスタートを切って、目標を確認したりだとか、この海外遠征で新しい力になってくれる選手ともチーム作りを進められているので、率直に楽しみなところが一番」

——前回の合宿では奪いに行く印象があったが、今回はポゼッションのところにテーマを置いたり、対戦相手の意識した練習をしている印象がある。今回の海外遠征でテーマ付けしているところは。

「国際親善試合という貴重なチャンスなので、相手を分析しつつ、我々のやれることも積み上げることが一つ。アジアカップに向けて、対戦相手からの練習メニューの構築というのを考えている。守備で奪うというところを前回は強調したり、ゴールへの推進力は前回のキャンプでトライしたので、今回のキャンプではまたさらに次のステップとして、攻撃のところでもトライしていったり、また守備では負荷も強度も上がるので、強度のコントロールをしつつ、攻撃のところだったり、相手を想定したトレーニングもミックスしてやっている状況」

——昨日の練習で池田監督が相手役で入っており、スライディングも見せていた。今日の練習でも選手に喝を入れるシーンがあったが、池田監督の熱意に対する選手のリアクション、サッカーに臨む姿勢はどう評価しているか。

「選手はピッチ上で、エネルギーや自分の力を還元しようと前向きに取り組んでいると思うし、自分がディフェンス役に入っているのは、よりイメージを高めてほしいというところで入っている。今日のトレーニングの中の取り組みの姿勢だが、明日が試合なので、そこにフォーカスしてほしいので、そういったアプローチもしている。いずれにせよ、私の発信に対して選手たちも前向きに捉えていて、チーム作りとして一歩ずつ進めているなという感触がある」

——アイスランドの警戒する点は。

「アイスランドは、サイドのプレイヤーがフィジカル的に優れていて、スピードのある選手がいるので、そういったところの対応やクロスの対応は我々がコンパクトに戦う分、そこのコンパクトさと、相手の広くて大きな展開からのスピードに対するとこのやり合いのところは気を付けながら、我々のストロングを生かせればという考えはみんなと共有している」

——池田監督が考えるボールを奪うというところで、現状のなでしこに足りないところ、改善点などはどう考えているか。

「ボールを奪うとか、守備のこと攻撃のこと両方のコンセプトを確認している中で、選手が奪うというところでいろんな新しい取り組みの意識があるんだなとは感じているし、私が求めているところでは、相手の懐まで取りに行くという距離のところだったり、相手のボールの動かしに、離れないで粘り強くついていくとか、そういったところを選手に求めている。少し寄せても距離感を開けて相手に自由を与えてしまっている部分もまだまだあると思うので、もう一歩詰め寄るところ、奪いに行くというところの距離感、一人一人の距離感と選手同士のチャレンジ&カバーの中から奪いにいけるシーンを作れればというところはみんなで映像見たりして話している」

——ボールを奪うところが課題というのは、オリンピックを見ていて感じた部分か。

「オリンピックに限らず、もっと相手陣地でボールを奪えればもちろん相手ゴールに近いし、奪う回数も増やしたい。そして自分たちのボールにするというのを増やして、攻撃回数も増やしたいというところもあるので、そういったところで強調している」

——アジアカップを見据えると今回の対外試合は貴重な機会だが、確認したいことやここで気づいておきたいことは。

「アジアカップに向けて海外のチームとやれる機会なので、ピッチ上のこともそうだし、逆にピッチ外のゲームに向かう準備の段階から、シミュレーションをできればと思っている。いろんなことを想定したり、ゲームの流れの中で交代選手の役割だとか、チームの一体感も含めて、いろんなことを準備できる。そういったところの観点からチーム内外でいろんなことをスタッフとも確認して2試合を戦いたい」

——サッカー的なところで「奪う」ことのほか、どういったところを植え付けていきたいか。

「奪うこともそうだし、ゴールへの推進力みたいなところも、明日のゲームで出せればと思っている」

——中盤に160㎝以下の選手が並ぶ中で、セットプレーが不安視される。厳しいと感じた場合は再び構成も考えていくのか。それとも戦術的アプローチで解決していくのか。

「セットプレーは重要なポイントになるし、ゲームを決める要素なの注意しないといけない部分。まずは危険な場所でファールしないような粘り強い守備というところは最初にあると思う。チームの役割と個人の役割をはっきりして、選手のピッチ上でお互いがコーチング、コミュニケーションなどの役割を徹底するところから入っていきたいと思っている。もちろん、物理的な高さという面では、相手のスピードだったり高さに対して、我々も対面する選手をどうあてがうかというところも考えていかないといけない部分ではある」

——今回若い選手が多いチームだが、遠征を経たうえで、実力面で良いと思えば経験のあるベテラン選手も加えていく可能性はあるか。

「年齢云々というよりは、パフォーマンスを含めて考えているのが事実。若い選手の吸収力だとか伸びしろも大事にしている。あとは、経験ある選手がその経験をしっかり伝えること。自分のパフォーマンスにプラスして、チームにどういう影響を与えてくれるかというところも、総合的に考えてチーム作りを進めていきたいと思っている。ただ、全体的に今のチームも含めて若いというのは、数字的にもそうだし、その選手たちがしっかりと経験と年を積み上げていって、そういったところで日本の女子サッカーの発展に繋がっていければなという考えもある」

——いろんな方が池田監督の熱さを好意的に捉えている。その裏側には冷静さもあると思うが、どのようにバランスを考えているか。

「熱さを言われることが多いけど、自分にとっては、自分の持っている考えを素直に選手に伝えようと接しているだけなので、意図的にというよりは自然の中で、そういった感じ方になっていると思う。また、もちろんそれだけでは伝わらないことはあるので、ミーティングの中では選手が迷いなくピッチに立てるように、個人個人に話すこともあるし、チームとして、サッカーのことだったり、チームビルディングに関しても話すことがある。そのバランスというのは考えつつだけど、その時に自分が思っていることを、選手と共有しているという形で進んでいる現状」

——アンダー世代の監督とは違ってフル代表の監督になったことで、高ぶる部分もあると思うが、改めて初陣に対する思いは。

「なでしこというフル代表の中で、初陣になるが、楽しみな部分が多い。今のチームが海外のヨーロッパのチームに対し、ピッチ上でどういったパフォーマンスを見せてくれるかもそうだし、ピッチに出ている選手、交代で出る選手、スタッフも含めて今ここで活動しているチームが、どういうふうな形で初戦を迎えて、成果と課題ではないが、そういったところが見れるのかといった楽しみが今の気持ちの中では大きい」


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