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ウマ娘バブルに沸くサイバーエージェント、懸案「ABEMA」の赤字反転策は? | 目指せGAFA! メガベンチャー番付 | ダイヤモンド・オンライン


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メガベンチャー番付#8Photo:JIJI

特集『目指せGAFA! メガベンチャー番付』(全10回)の#8では、「ウマ娘」バブルに加えて、直近四半期はインターネット広告も過去最高の売上高となったサイバーエージェントを分析。一時期、広告業界のガリバーである電通グループを時価総額で上回るなど、市場からの評価も高い。だが、問題はABEMAだ。依然として赤字であり、周辺事業でマネタイズを急ぐが、肝心の個人課金が伸び悩んでいる。ネット広告、モバイルゲームでは業界首位を確立した同社だが、ABEMA事業でも輝きを放つことはできるのか。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

主力のインターネット広告が堅調

課題はABEMAと「ウマ娘」の次

 馬の耳と尻尾を付けた美少女キャラが登場するモバイルゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が1000万ダウンロードを突破した。記録的な「ウマ娘」のヒットもあり、今期の業績予想を上方修正したのが、インターネット広告首位のサイバーエージェントである。

 先行投資を続けるメディア事業が赤字にもかかわらず、2021年9月期の営業利益は前期比約3倍の1000億円を見込んでいる。売上高の53%(前期)を占める主力事業のインターネット広告も堅調で、直近の21年9月期の第3四半期の売上高は過去最高を更新した。

 昨年はサイバーエージェントの時価総額が、広告業界の巨人である電通グループを抜いたことが話題になった。現在は再び電通グループが抜き返したものの、インターネット広告では圧倒的な地位を築きつつある。

 SMBC日興証券のシニアアナリストの前田栄二氏はサイバーエージェントについてこう指摘する。

「長い目で見てゲームに限らず、幅広い領域で成長ポテンシャルの高い会社であると思います。ただし、足元はウマ娘の貢献度が非常に大きい。単品のゲーム依存度が上がると業績の変動幅も大きくなります」

 また、16年に「未来のテレビ」として開局したインターネットで動画を配信するABEMAは、いまだ183億円(20年9月期)の赤字状態。長い、先行投資期間が続いている。

 今後も成長を続けられるのか。ウマ娘は来期がピークになる可能性が高い。次のヒットは見込めるのか。ABEMA事業の打開策や、ゲーム事業の今後について探った。ゲーム事業には課題もあるが、取材をすると「日本の他のモバイルゲーム会社がしていない強み」が明らかになった。

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懸案「ABEMA」の赤字反転策は?

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